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第24回九識の会

年に2度のお楽しみがやってきました。
前日までの憂鬱を抱えつつ、気分を盛り上げる意味でも浴衣を着物風に来てお出掛け。
写真を取り忘れたけど(^^;)
大枚叩いた帯を締めて。

結果から先に。
一人にばかり囚われていたけれど。
私を気遣ってくれる沢山の人がいることに気付かされて。
お陰で。
すごく楽しく過ごせた!

まずは前座は昇吉くんの「子ほめ」から。
昇太師のお弟子さんだから?
私の思いこみかもしれないけれど。
動作が派手な気がする(私好みの顔なので、何でも許せる!)。

志ん橋師匠は「錦の袈裟」。
下らない意地の張り合いが滅茶苦茶面白い!
高価な錦を、わざわざ褌にするんだからねえ。
更に凄いのは。
与太郎のおかみさん!
錦を買うお金はないけど、亭主に恥をかかせちゃいけないと思い付くのはお坊さんの袈裟を借りることなんだから。
返された袈裟を何も知らないお坊さんがそのまま着る・・・
想像しただけで笑えるけど、気持ち悪いなあ(>_<)

雲助師匠は「厩火事」。
聞いたこと・・・あったかな?雲助師匠で。
弟子の弥助さんでは聞いてるのは確か。
凄く好きな噺。
お崎さんの可愛らしさにきゅんきゅんしてきちゃう。
で、思うのは。
女って、本当に愚痴を言うのが好きなんだなあって。
ただ。
難しいのはそれの見極め。
本気なのかどうか。
・・・私にだって分かりません(^^;)(自分が言ってるものではありませんよ、念のため)
だから男性の皆さん。
煩いなあと思っても全てを聞き流しちゃあ駄目ですよ!

色物さんは遠峰あこさん。
横浜で流しをやっているそうな。
アコーディオンを弾きながら。
若いのに。
明治大正の流行り歌や民謡を朗らかに歌う(^o^)
思わず。
CDを買ってしまった(^^;)

トリは喜多八師匠で「猫の災難」。
酒飲みの意地汚さが如実に表れた噺だと思う。
言葉を喋れない猫の所為にしてしまう
ところがずる賢いよねえ。
ちょっと間抜けで。
ちょっとお人好しで。
ちょっと調子良くって。
楽しくてほのぼのする噺だなあと、私は思うのですが。

今回は皆さん早かったのか。
喜多八師匠は高座に上がる前に、なるべく長く話せと言われたとか。
というのも。
打ち上げ会場の開店都合があるとかで(お休みのお店を貸し切ってる)。
でも。
それが実は手違い(全く延ばす必要がなかった)だったという・・・
落語会ならでは(?)のオチ。

1時半開場の筈で。
まあ、確かに。
ちょっと遅かったんだけど。
着いたら、既に満員!!
受付を済ませている時に。
前から2番目の席が空いているから
と促された。
何と125人!
そりゃあもう。
押し合いへし合い(>_<)
という感じだったよ、うん。

by kikoma0721 | 2008-09-08 22:35 | 落語 | Comments(0)