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恋飛脚大和往来

まさか東京で我當さんの孫右衛門を観られるとは…!
6月には予想もしないことだった。
好きなだけ孫右衛門を。
そう思ったけど、何分昼の部。それも14時からの上演。自然観劇機会は週末となってしまう。毎週土日祝日通っても7回。内一度は第一土曜日で仕事。第三土曜日は既に別の予定が入っている。
というわけで。
夜の部を友人と観る前に幕見で我當孫右衛門に再会o(^-^)o
休みなのにほぼいつも通りに起きて、家事をこなす。
幕見席でベストポジションを確保するためにはその芝居の切符販売の1時間前にはならばなければ!!(新口村は封印切とセットなので、発売開始が12時10分)
早起きした介があった(^^)v
無事昼の部開演前に着いた。
何だか随分歌舞伎を観ていないなあ。
堺で観た孫右衛門が最後?
うわあ( ̄□ ̄;)!!

前の列の最上手に陣取る。少しでも花道を観たいから。
時間帯のせいか、立ち見はないもののかなりたくさん入った。

まず事件の発端「封印切」から。
鴈…違った。藤十郎丈と秀太郎丈以外は関東の役者。藤十郎さんのお芝居ではかなり珍しいこと。
時蔵さんが梅川。登場した瞬間の風情は江戸傾成。でも。あの梅川の可愛らしさがすごく出てる気がする。
一番気になる八右衛門は三津五郎さん。我當さんに習ったのかなあ?言い回しや動作がそっくり。上方弁のぎこちなさを感じるものの、八右衛門らしい意地悪さがあった。

「新口村」はしっかり上方の役者が固めた。
その中にあっての時蔵さんが良い!
そりゃもちろん。
一番良かったのは我當さん。
孫右衛門が助けてくれた女中が梅川と気付いてからの件は本当に良かった。親としての苦悩がほとばしってる。
これはやっぱり通わなくちゃね(^O^)

お見送りも出来とてもハッピーな一日だった(^^)v

by kikoma0721 | 2007-10-08 08:59 | 歌舞伎 | Comments(0)