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仕事と年齢にとらわれないイギリスの常識

中々仕事が決まらないせいか、ついこんな本を読んでしまう。
それも今中毒の「イギリス」とついてるし。

ロンドンに移住しようかなあ?
と思わず思ってしまった。
今の私にあちらで仕事を持って暮らせる英語力も能力もないけれど。
仕事が決まりにくいのはやっぱり歳のせいとか、経験がないと「未経験可」と明記されててもダメだったり(これも歳のせいか)。
イギリスは転職は当たり前のことだし、年齢や経験で差別されることはない。履歴書に年齢を記入するところなんてないんだそうだ。
なんて書いてあるとねえ。
イギリスにはイギリスの就職する難しさはあるんだけれど。
ホストマザーの仕事歴を聞いた時、ビックリしたんだよね。ずっと同じ仕事をしていなくて。日本では考えられない仕事歴はこの本を読んだら納得。

いい歳こいて
という常識がないのもいいなあ。
本人がやりたい時がやる。
思い立ったが吉日。
留学は70過ぎのおばあちゃんだってする。
それもいいなあって。
そういう環境が出来上がっているから、自分のしたいことを周りを気にせず出来る。
私は凄く他人の目を気にしてしまう性質なので。今回のプチ留学で精一杯かなあ。さすがにこれからまた1年とか2年の留学なんて考えつかない。
年寄りの冷や水
って言葉はないんじゃないかなあ。

こういう本にありがちな日本の欠点をイギリスの利点と比べて書き出してあるので、途中から「そんなにイギリスは良い国なのか?」と思ってしまった。
それでも。
やっぱりイギリスの生活は良いなあと。
人と人が距離を保ちつつ、楽しく仲良く暮らしている。将来に対する不安も郊外に引っ込んでも世間に取り残されるという憂いも持たなくていい。
寂しがり屋の私には日本に住み続けるよりも魅力的に思える。
実際に住んだ2週間は知り合いがいなくて寂しくて仕方なかったんだけど(^^;)
だから。
単なる夢で終わってしまうかもしれない。
しれないけど。
いつかイギリスで暮らせたらいいなあ。

by kikoma0721 | 2006-10-28 09:49 | 読書 | Comments(0)