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忠臣蔵

また、友達に誘ってもらった。
吉右衛門さんの対談と東宝映画「忠臣蔵」を観る会。
国立劇場の会場40周年の記念行事。

昭和37年の映画なんだけど、東宝の力の入れようが分かる。
何でも東宝の映画30周年記念だそうで。
私が見ても「うわっ!すっごいメンバー!!」と思う。
ストーリーは「仮名手本忠臣蔵」をベースに、割と史実に沿った形で語られている。
内蔵助は先代幸四郎。
いや〜。吉右衛門さんにそっくり。
以前、うちの父が「鬼平」観ながら「親父にそっくりだなあ」とつくづくと言ってたのを思い出した。
見た目は勿論のこと(お父さんの方が丸いけど)、喋り方とか間の取り方とかがそっくりそのまま。
吉右衛門さんが似せてるところもあるんだろうけど。
妻のりくはこれが引退作品となった原節子。
・・・日本髪は余り似合わないなあ。
現代的な美人てこと?でもでも。とにかく、本当に美しい!!
笑っちゃったのは(失礼!)浅野内匠頭を演じた加山雄三。
正しく「とってつけた」髷姿。

10代の吉右衛門さんや「誰?」って言う位違う猿之助さん、もうお宝映像満載!
何せ、皆さん滅茶苦茶若いもんねえ。
いやあ、誘ってもらえて嬉しかったなあ。
今回は山科で大石夫婦が離縁したところまでなんだけど、それだけで2時間。
しかしあっという間だった。
もう知り尽くした内容なのに、非常に楽しめたのはストーリーが上手いからかキャストが豪華だからか・・・
ああ、後編も観たい!

by kikoma0721 | 2006-10-13 00:38 | 歌舞伎 | Comments(0)